☎ 0120-85-1676 

焼香は何回するのですか?

https://kawana-sikiten.co.jp/sys/wp-content/themes/anthem_tcd083/img/common/no_avatar.png

焼香は何回するのですか?

https://kawana-sikiten.co.jp/sys/wp-content/themes/anthem_tcd083/img/common/no_avatar.png

ご自分の宗派のやり方で結構ですので、お気持ちを込めてご焼香ください。

参列者の方によく聞かれる質問ですが、みな様がそのご葬家の宗派とは限りません。また、正直なところ焼香回数についてはそれほど厳格なものではありません。ですから、よほど常識はずれな回数でないかぎり、「あの人常識ないね」と思われることはありません。安心してください。

もちろん宗派により基本はございます。例えば真言宗であれば仏・法・僧(他、身・口・意)といった意味で3回浄土真宗本願寺派であれば、額に押しいただかずに1回大谷派2回)。曹洞宗であれば主香+従香の計2回(1回目は押しいただき、2回目は押しいただかない)。日蓮宗では基本3回ですが「導師は3回で脇導師(お付の僧侶)は1回ですので、参列の方は1回で十分でしょう」といったように本山の宗務規定に書かれている場合もございます(つまり1回でも3回でも間違いではない)。
ただしこれはあくまで基本であって、ご葬儀の場合は多数の参列者がいる場合などに、お経中に焼香が終わるように1回焼香でご案内するように住職より指示をいただくことは、仏式各宗派全般でございます。

また、浄土宗のように明確なきまりがなく1~3回といった場合もありますし(公式HPでは「真心を込めた1回」が尊く見えると書いてますが、3回を否定はしていません。)、天台宗3回と断言している書物もあれば、「特に決まりはない」と書いてある書物もありますし、臨済宗に関しても1回と書いてある書物もあれば、2回と書いてある書物もあります(非常に派が多いからでしょう)。つまり、本山としては正式な回数の指定は無い場合が多く、ほとんどの場合各地各住職の裁量に任されているというのが実情です。
同じ宗派でもさらに細かく派が分かれている場合は、その派ごとに違いがある場合もありますし、同じ宗派でも地域によっての特色に影響を受けて作法に相違が出てくる場合もあります。

上記回数はあくまで参考程度にしていただき、お気持ちを込めてご焼香くださればと思います。

「で結局、よく分からない時には、何回やれば無難なの?」ということですが、全ての宗派において「1回焼香」は許容されています。他、比較的多いのが「3回焼香」で、真言・天台・日蓮宗などの影響でしょうか、昔からよく聞きますね。もし仮に、ご葬家が1回焼香の宗派だった場合に、参列者が3回焼香したとしても「ご自身はそういう宗派なんですね」と思うだけですので心配しないでください。

関連記事

TOP