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曹洞宗(宗祖・本尊・本山)

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曹洞宗(宗祖・本尊・本山)とは

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【 曹洞宗(そうとうしゅう) 】

13世紀頃、宋時代の中国における禅宗を学んだ道元によって日本に伝えられた宗派。禅宗は座禅や公案(問答)によって悟りに近づくことを目的とし、臨済宗ではこの「公案」を重要視しするのに対し、曹洞宗では座禅そのものを重要視する「只管打坐(しかんたざ)」が中心の教えとなります。
また、「目的(悟り)」の為に座禅をするのではなく、「座禅そのもの」が悟りの形を表しているので、「ただひたすら座禅をしなさい」といった教えとなります(悟ろう悟ろうとしないということですね)。
道元は他の多くの宗祖と同じく、十代の頃は天台宗の比叡山にて学びますが、教義に疑問を持ち当時建仁寺にいた栄西の元を訪ねます。その後すぐに栄西は亡くなりますが、栄西の弟子と一緒に宋へ渡り禅の修行をし、日本に戻り曹洞宗を広め確立していきます。
葬儀の特徴ですが、宗祖道元禅師の書かれた「正法眼蔵」を在家用に抜粋した修証義(しゅしょうぎ) がよく読まれます。一般的なお経は漢文をそのまま読むスタイルなので、一般的には意味が取りずらいですが、修証義は古文体ではありますが、いわゆる日本語で書かれてますので意味が取りやすくなっています。
道具では、洒水器(しゃすいき)という水で清めるための道具を使うのですが、真言宗でも使用する金の洒水器が葬儀場に無い場合は、透明なコップに水を入れて菊の葉っぱを浮かべて代用します。これは曹洞宗だけです。

 

高祖 承陽大師 道元(どうげん) [1200-1253]
太祖 常済大師 螢山(けいざん) [1268 – 1325]
ご本尊 「釈迦如来」
■唱名「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」
■焼香 主香(額に押し頂き1回)+従香(額に押し頂かずに1回)の計2回


【二大本山】

大本山 吉祥山 永平寺(えいへいじ)
[福井県吉田郡永平寺町志比5-15]
【公式HP】https://daihonzan-eiheiji.com/

 大本山 諸嶽山 總持寺(そうじじ)
[神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1]
【公式HP】http://www.sojiji.jp/

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【曹洞宗公式サイト・曹洞禅ネット】http://www.sotozen-net.or.jp/

【曹洞宗寺院のポータルサイト・曹洞禅ナビ】http://www.sotozen-navi.com/

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